Javaは汎用性が高く、古くから様々な開発シーンで採用されてきた。事実、世界で最も利用される言語で、圧倒的なシェアを誇っている。世の中のトレンドにも左右されず、安定して使われているのが特徴である。
Javaエンジニアの活躍の場としては、Web開発や業務関連のシステム開発、そしてAndroid等のアプリ開発が挙げられる。Javaは他の言語と比べ活用の幅が広く、求人にも事欠かないと言える。かつて、Javaは主に業務関連の開発に使われていたが、昨今はAndroid関連の案件が急増しつつある。こうしたことからも、他のケースと比較してJavaエンジニアは安定的に仕事を続けられると言えるだろう。
JavaはOSに依存しない開発ができる点でも、人気がある言語である。習得には時間がかかるものの、一度身につければ大きな武器になるはずだ。

さらにJavaは汎用性が高く柔軟性もあるため、大規模開発との親和性が高いのだ。金融機関のATMや交通信号制御システムなどでも利用されており、昔から国内のインフラを支えてきた。
近年に入ってからは、大規模なアプリ開発には決まってJavaが使われている。開発する案件が大きければ、それだけエンジニアの人材も必要だ。そして現在、その需要に対してJavaエンジニアの数が少なく、人材不足となっている。
さらにその人材不足に拍車をかけているのが、Androidスマホ用のアプリ開発の拡大だ。アプリ開発そのものは中小規模な案件だが、その膨大な案件数によりエンジニアの奪い合いが起きているのが実情だ。そのため好条件で求人を出している企業も多く、Javaエンジニアになると好待遇で働ける可能性があるのも、Javaが人気の理由の1つだ。もちろん理由はこれだけではないため、気になるならJavaが人気の理由を調べてみるといい。